puf 20111129web (PDF)




File information


Author: MM1171

This PDF 1.5 document has been generated by Microsoft® Office Publisher 2007, and has been sent on pdf-archive.com on 08/12/2011 at 11:46, from IP address 211.130.x.x. The current document download page has been viewed 1347 times.
File size: 2.3 MB (8 pages).
Privacy: public file
















File preview


IRT技術が建設の未来を変える
Information
Information &
& Robot
Robot Technology
Technology changes
changes the
the future
future of
of construction
construction

メ カ ト ロ グ ル ー プ

東急建設株式会社

技術研究所

機械、自動車、飛行機、電車、ロボット…
私達が造るのは、ビル、マンション、トンネル、橋…
皆大地に根付き動くことはありません
しかしそこには人が集い
日々の生活を営み
生活の糧を得るために働き
音楽を奏で、笑顔も泣き顏も…
橋を渡り、トンネルの先の世界へと旅に出る人もいるでしょう
建築物や土木構造物はその場から動くことはないけれど
たくさんのパーツが集まり、組み合わさることでできた
人のために機能している機械とも言えましょう
そしてそれらが幾重にも積み重なってできている街もまた大きな
人のために機能する機械なのかもしれません
大きな地震で日本という国がちょっぴり弱っている今こそ
改めて考えてみませんか
私たちのものづくりにあなたの力を貸してください

想いを形に…
すべては人のために

私たちは建設の施工プロセスをRobotTechnologyの導入で
変えていくための研究を生業としています
【なぜ建設業がRT化?】
建設業は製造業に比べて機械化・自動化が遅れ、生産性が低いと言われています。
危険・苦渋作業が多く、労働者の高齢化も進んでいます。
これらを解決するひとつの手段としてロボット化が期待されているのです。

【なぜRT化が進まない?】
いくつかの原因が考えられます
・工場の生産ラインと異なり建設物は個々に仕様が異なり規格化しにくい
・風雨、粉塵等過酷な環境で高い耐久性が必要
・重量物の扱いに高い精度が求められ技術的ハードルが高い
・建設バブル崩壊後、人手丌足が解消した

【どんなRT技術を開発してる?】
わたしたちは今、
建物解体・廃棄物処理、建物リニューアル、
工事の安心・安全化、情報化に関するロボット技術を中心に開発しています。

大学・研究機関
共同研究







日 本 機 械 学 会
日 本 ロ ボ ッ ト 学 会
計 測 自 動 制 御 学 会



会 委員会活動
論文発表
etc.

東急建設(株)



技術研究所
メカトログループ




委託研究 環
助成研究

施工支援













リ ニ ュ ー ア ル 工 事
etc.
















etc.

研究開発テーマ

事例紹介

メンバーがこれまで取り組んできた
研究開発の最新成果を紹介します

建設系産業廃棄物処理RTシステム
建物解体時に発生する建設副産物の分離・選別作業を
ロボット化するシステムです。工事における環境保全と
安全性向上、作業の効率化を図ります。
解体時に発生した廃棄物は、双腕マニピュレータで分
離された後、選別システムで材質ごとに選別されます。
双腕マニピュレータは遠隔操作が可能で、操作支援情報
をもとに搭乗運転の感覚で操作できます。
NEDO技術開発機構より委託を受け、日立建機株式
会社と共同で研究開発(H18~22年度)しました。
震災支援への早期導入が期待されています。
精選別装置

画像処理による
材料判定装置

投入口

( 鉄・ア ル ミ・プ ラ ス
チック・木・その他)

粗選別装置

コンクリート
排出口

双腕マニピュレータ
廃棄物選別システム






画像処理による建設副産物の材質判定技術
多様な廃棄物を選別する機構
遠隔操作情報支援技術
環境モニタリングシステム

開発者コメント
世界で一つの技術研究開発を行う壮大なプロジェクトでした。この成
果はプロジェクトメンバーの総力で成し遂げました。メカトログループ
は、このようなプロジェクトにも携わる事ができる部署です。自分の発
想を形にして、実際に建設現場で使われれば、その達成感は言葉に
言い表わせるものではありません。
選別システムは、実用化に向けた開発が現在も行われています。社
会に役立つ研究開発を一緒に行ってみませんか。

遠隔操作コックピット

後久卓哉 研究員

 8自由度の副腕を備える
 2本の操作レバーで双腕をコントロール
 対象認識と把持力調整を遠隔操作で実現

三次元計測技術
建設工事では、構造物の施工技術と並び施工管理技術も重要です。これまでペーパー図面で施工をしてきた建設業
も、近年は三次元CADデータを用いた設計や計画、施工技術が導入され始めています。
構造物を無駄なく設計通り作り上げるための支援ツールとして、計測器を利用した様々な三次元施工管理システム
を構築し現場への導入を図っています。

トンネルの出来形管理システム
トンネルの仕上りや施工途中の形状を移動式レー
ザスキャナで計測し、その場で設計情報と比較しま
す。品質事故防止や材料のロスを省くなど利益確保
のために守備的な効果を発揮する技術です。

 トンネルの仕上り形状を三次元でチェック
 見たいその場でチェックが可能
 素早い計測で施工サイクルに影響しない

鉄骨建方管理システム
鉄骨の建入れ精度を確保するために、三次元測量
でターゲットの位置を把握し修正方向と修正量を表
示します。画像出力のできるトータルステーション
をタブレットPCで遠隔操作し、モニタ画像上で視
準したい場所をタッチすると自動測量します。手間
とミスを防止するだけでなく、将来の建築工事を支
えるキーとなる技術です。

ソフトウェア

 精度の高い品質管理で顧客満足度アップ
 画像を見ながら測量器を無線で遠隔コントロール
 BIM導入に向けた開発技術(座標情報による管理)

反射シートターゲット

盛土の締固め管理システム
盛土の転圧をする重機の走行軌跡を自動追尾TS
で追尾計測し、所定の転圧回数をオペレータに表
示して確実な締固め度を確保します。羽田空港や
民間の盛土工事に適用し効果を上げています。

 転圧箇所と回数を正確に表示
 TS,GPSとの使い分けが可能
 協力業者の保有機械に後付け設置が可能

開発者コメント

開発者コメント
ここの魅力は自由な発想が許されること、
先端技術に触れるチャンスが多いことです。
掲載された技術はメンバーが実際に手掛
けたもので成功と失敗の繰り返しですが、地
道に積み上げていくことの大切さを実感して
います。この辺の面白さはちょっと他所では
味わえませんよ。

現場で「使える」「喜ばれる」技術とは何か
を常に考えています。同業他社に遅れを取
らないための技術開発も必要です。
私は建築技術員なので機械は不得意で
すが、現場のニーズをつかみ皆の協力を得
ながら開発をしています。
遠藤 健 研究員

無津呂大輔 研究員

安全知能化システム
システムイメージ

建設現場では、人間の「思い込み」や「慌て・急ぎ」な
どの丌安全行動が事故や災害につながるケースがありま
す。危険度報知システムは、現場内に設置された複数のセ
ンサにより周囲の作業状況や重機の動作を検知し、広範囲
にかつ複合的な手段で報知します。人間の丌安全行動に
よって作業環境などが危険な状態になる前に、迅速かつ詳
細に作業者に知らせ事故を未然に防止します。






音声アナウンスで周囲の状況を詳細に伝達
作業内容に合わせたカスタマイズが可能
取り付ける機械や装置本体の改造が丌要
現場内機械の複数動作を1つのシステムで監視

開発者コメント
現場の安全管理はゼネコンがおこなわなくてはなら
ない重要な管理項目の1つです。しかし、安全管理を
システム化することはリスクも伴うため、複雑かつ高度
な安全管理をするためには自社による開発、管理が
必要になるケースが少なくありません。
現場のニーズを的確に汲み上げ、安全性や作業効
率をさりげなく向上させる。影で現場を支える技術開発
も建設業でメカトログループの能力を発揮できるフィー
ルドだと思います。

外壁タイル調査ロボット
建物の外壁タイルは経年劣化によりはがれて落下する
と危険です。人が足場やゴンドラに乗り、点検棒でたた
いてタイルを調査する従来のやり方に代わって、簡単に
屋上から吊下がり、タイルをたたき、カメラで撮影する
調査ロボットを開発しました。






高所作業がなく安全
経験や勘に頼らず調査が可能
小型軽量・簡単操作
足場やゴンドラがかけられな
い壁も調査可能

開発者コメント
機能を欲張りすぎてもロボットは使いにくくなりま
す。ITツールを活用しながら機能をそぎ落として小
型軽量化を図りました。
コンサートホールや事務所ビル,学校など多数
の調査実績があります。

中村 聡 研究員

軌陸式重量物運搬台車
最大25tまでの重量物を積載したまま、作業用地
(地上)から電車線路内へスムーズに運搬できる軌陸式
台車です。軌道と直交方向の地上走行や荷台のスライド
により、狭いスペースでの荷受や移動が自在で作業性が
格段に向上します。

 線路内における作業時間の拡
大や安全性が向上
 操作が簡単
 騒音や排気ガスが低減

開発者コメント

上野隆雄 研究員

現場の要求を形にし、実際の工事で
活躍する装置に作り上げる。色々な苦
労も多いけれど、これもメーカーでは味
わえないメカトログループの醍醐味だ
と思います。

中村 聡 研究員

柳原

好孝

YANAGIHARA

技術研究所 メカトログループ
グループリーダー

ロボットの活躍する場所を探している君に

YOSHITAKA
2011年3月11日に発生した東北地方を中心とした大地震による
津波が東京電力福島第一原子力発電所を襲い、想定をはるかに超
えた大規模で深刻な原子力発電所事故が発生しました。
この際、ロボット関係者のみならず多くの国民が「ロボット大
国ニッポン」のロボットの出動を期待しましたが、実際に採用さ
れたのはアメリカ製のロボットなど海外のものばかりで、その期
待を裏切ることとなりました。
さて、「これは何故なのか?」
我々ロボット開発者は自問しなければなりません。

我々が開発する「建設ロボット」も、この事例と同じように過酷な現場で適用可能な耐環境
性能を持ち、確実にミッションを達成できる信頼性の高い技術が要求されます。
さあ、みなさんも研究室や工場から飛び出した現実の建設現場で活躍するロボットの開発に
携わってみませんか?

社会が求める建設ロボット・メカトロ二クス技術
製造業などと同じように、建設業に対する社会の期待(存在意義)は、まず、品質のよい構
造物やサービスを早く、安く提供することが挙げられます。また、最近では、これに加え地球
環境保全にも配慮しなければなりません。
我々は、これらを解決するアイテムとして、「建設ロボット」や「自動化・情報化施工シス
テム」を開発し、現場の品質や、安全、コストダウンに繋がる工期短縮に役立つ研究開発を
行っています。
また、異色とも思える「地球環境保全×ロボット」。この難しい課題にも挑戦しています。

これからの建設ロボット・メカトロ二クス開発で必要とされる人材とは?
東急建設の企業ビジョン「shinkaし続けるゼネコン-東急建設」。
このshinkaには、進化、深化、真価の思いが込められています。常に前向きで、建
設現場で発生するあらゆる問題を技術力で解決する-そんな意気込みのある皆さんの応募を
お待ちしています。

Sagamihara city

技術研究所 メカトログループ
〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名3062-1
TEL 042-763-9533
FAX 042-763-9504






Download puf 20111129web



puf_20111129web.pdf (PDF, 2.3 MB)


Download PDF







Share this file on social networks



     





Link to this page



Permanent link

Use the permanent link to the download page to share your document on Facebook, Twitter, LinkedIn, or directly with a contact by e-Mail, Messenger, Whatsapp, Line..




Short link

Use the short link to share your document on Twitter or by text message (SMS)




HTML Code

Copy the following HTML code to share your document on a Website or Blog




QR Code to this page


QR Code link to PDF file puf_20111129web.pdf






This file has been shared publicly by a user of PDF Archive.
Document ID: 0000035673.
Report illicit content